最後のダイエット

横浜二俣川の加圧トレーニング&パーソナルトレーニング

漢方薬についての分かりやすい考え方


横浜二俣川のスタイルup加圧トレーニングを指導している鈴木やつかです。 以前も書いている話題ですが、お客様から定期的にご質問を受ける漢方薬についての(私鈴木の)考え方について再度投稿させていただきます。

ご質問内容で多いのは「胃腸の調子を整えるためなどで漢方を常に飲んでいますが良いですか?」「漢方薬についてどう思いますか?」
といったものです。

私は「急性期に使用するのはOK」「常備薬として使用するのは要注意」とお伝えしています。

そもそも漢方薬は症状がすでに出ている急性期、緊急事態に使用するものです。
中国の皇帝もよっぽどカラダが良くないときにしか使っていないという記録も残っています。

また、良いことばかりではないことも知っておく必要があります。
例えば、ネット上で「ダイエットに効果的!」などと紹介されている麻黄湯(マオウトウ・交感神経亢奮作用を持つエフェドリンが含まれる生薬)は副作用として不眠、発汗過多、頻脈、精神亢奮、食欲不振、排尿 障害などがあります。

また、風邪を引きそうなときに葛根湯(カッコントウ)を飲む方もいらっしゃいますが、これにも麻黄、エフェドリンが含まれています。エフェドリンは上述の副作用の他、カフェインとの飲み合わせが非常に良くないともいわれています。

漢方は西洋の薬よりも即効性がないため、特に困っていなくとも長期的に飲んでしまうという傾向があるようです。
そこで飲み合わせや体調の良しあしによって、なんらかの症状が出てしまう事も考えられますので、注意が必要だと思います。

カラダが必要としているのは5大栄養素、酸素、水です。
それらの摂取レベルやバランスを極力上げることに努めて、カラダが辛いときに漢方や西洋の薬を一時的に使用する、というスタンスが最も理にかなっているのではないかと思います。

本日も最後までお読み頂き、有難うございました^^

 

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