内臓が弱いと痩せない。食べられる体が美しいボディラインをつくる
目次
健康を意識しずぎた優しい食事では内臓が衰える
「健康」を意識した"優しい”食事・”ヘルシーな”食事を追求しすぎていると、内臓の能力が衰えます。
内臓も筋肉なので、消化の良いものばかりを食べていくと、どんどん食が細くなっていってしまうのです。
ゆるくやさしい運動ばかりしていても筋肉がつかないとはなんとなく想像出来ると思います。
食事もそうです。野菜や柔らかいもの中心の食事、スム-ジーだけ、パンとコーヒーだけの食事では内臓は弱いまま。内臓が弱いと栄養の吸収も不十分で筋肉が付きません。
生活習慣や食事のバランスが余程崩れていたり、食べ過ぎ太りの方が「胃腸を整える」・「内臓を休ませる」ためにあえて胃腸に優しい食事やローフード、短期間でファスティングなどを選択するのは良い場合もあるかもしれません。
3度の食事を食べれるようになった方が良い人
「体重は標準かそれ以下なのに体型が気になる」
「筋トレをしても筋肉が付かない、少ないのが悩み」
そんなあなたはしっかりと3食1人前の食事が摂れるように、少しづつ栄養の量を増やしていった方がよいです。
美しいボディラインは、1人前の食事を3回美味しく摂れる状態が必須といっても過言ではありません。
お肉や魚をはじめとするたんぱく質は咀嚼するのにも消化吸収するのにも内臓はエネルギーを使い、体温が上がります。代謝もよくなり、栄養を吸収しやすくなります。
パンとコーヒーだけの朝食にゆでたまごを一つ追加してみる、そんな所から始めても良いと思います。
朝食を増やすなんて考えられない、朝お腹なんて空かない、という方は食事を無理に増やす前に「なぜお腹が空かないのか」を考えてみましょう。
生活スケジュールを見直すと食べれるようになる人も
■夕食が遅くて寝ている間に消化しているので、朝すでに胃腸が疲れている
■寝るのが遅くて睡眠時間が足りていない
ご相談にいらっしゃる方はこんな方も多いです。
■夜12時までに寝れるようにスケジュールを見直す
■寝る直前のパソコン、スマホを止める(睡眠の質を上げる)
そんな単純なことで朝食が食べれるようになり、痩せやすくなる方、多いですよ^^
お肉をよく噛んで食べる。動物性のアミノ酸を摂取する
時間通りお腹が空いて、規則正しく3食が摂れるようになり、運動もできるカラダに変わりはじめたら、動物性のタンパク質(お肉)も含めてしっかり食べていった方がよいでしょう。
野菜中心で柔らかいものを好む方は、お肉を敬遠していることが多いように思います。
また、ステーキやハンバーグなどは太る(油は太る)と思っている方も多いようです。
ところがそれは逆で、油で体脂肪が増えるほど脂質は食べれませんし
※ステーキで言えば1キロ以上の牛肉を食べないと体脂肪にはならない計算になります。
タンパク質を摂らなければ体脂肪は燃えませんし、筋肉も付きません。
内臓も筋肉ですから、消化吸収して栄養を摂り入れてもらうために鍛えてあげた方が良いのです。
お肉を食べる習慣が少ない方がいきなり頑張って食べる必要はありませんが、少しづつ取り入れてみると良いと思います。
筋トレで筋肉を鍛えるのと同じです。
筋肉を付けてカラダのラインを変えたい場合は、食べて吸収できる内臓を食事で鍛えていく。
筋肉も内臓も鍛えながらカラダの形を変えていく。お客様にはそんな風にお伝えしています。
まとめ
■野菜中心で柔らかいものなどのヘルシーな食事や食事量・回数が少ない習慣だと内臓がどんどん弱くなる
■筋トレで筋肉が付かない人は特に栄養不足の可能性がある
■生活スケジュールの見直しで朝ご飯を食べるようにする、など習慣の改善も有効
■弱った内臓を鍛えるには、お肉などを敬遠せず、少しづつとりいれて内臓の筋トレをすると良い