パーソナルトレーナ―が教える肌のたるみを改善して美顔づくりに役立つ方法
目次
美しく見える顔の条件
美しく見える顔の条件の一つとして、あごのラインが締まっているという点を重視する女性が多いようです。
多くの女性が、よりきれいになるために、フェイスラインの引き締めを目指しています。
頬からあごにかけての皮膚にたるみが生じると、目も小さくなり、年をとった外見になってしまいがちです。
その為、日頃から、美顔ケアに力を注いでいるという女性はたくさんいらっしゃると思います。
特に肌のたるみの除去は、フェイスラインと引き締め、美顔を作ることにおいては重要とされています。
皮膚のたるみによる顔への影響
皮膚のたるみによる顔の影響には、主に以下の4つが挙げられます。
小じわ
目元や、口元は皮膚のたるみの影響を受けて小じわが多くなります。
ほうれい線
頬の皮膚が下がると、ほうれい線が目立つようにもなります。
顔の丸み
あごのシャープさがなくなって、顔のラインが丸みを帯びてくることも、皮膚のたるみの特徴です。
毛穴が目立つ
お肌の弾力がなくなると毛穴の引き締めができなくなって、黒っぽい部分が目についてしまいます。
一般的な美顔対策とその問題点とは
美容に関心の深い女性の中には、フェイスマッサージや、美容にいいといわれる成分を含む化粧品を使うことで、肌の健康状態を回復させようとします。
また、超音波やゲルマニウムで皮膚を刺激することで、若々しいお肌になる効果があるという美顔器もあり、美肌ケアに活用しているという人も多くなっています。
さらに、エステサロンや美容外科で、たるみ除去のためのフォトフェイシャルやレーザー治療・はり治療を受けている人もいます。
美肌ケアに効果がある方法は様々なものがありますが、悩みが解決している!という方はそれほど多くないようです。
上記の方法で一つ問題点を挙げるとすれば、どれも受け身の対策といえる点があります。
化粧品や美顔器などのアイテム・エステやマッサージ、そして治療など人の手を借りて施術を受けるもの・・などはどれも受動的な方法といえます。
商品や施術で外部からの刺激を受け、肌を活性化させる方法は、自らの持っている肌の回復力を使って美容効果を得ているとはいえなそうです。
外部からでなく、自分自身のチカラで「カラダの内側から綺麗になる」「フェイスラインを引き締める」方法があったらよいと思いませんか?
パーソナルトレーナ―が教える肌のたるみを改善して美顔づくりに役立つ方法
そこで、高額な化粧品や美容機器、エステやマッサージなどを受けなくても自力で美顔づくりが出来る方法を、フィットネス指導歴15年のパーソナルトレーナーがお伝えしたいと思います。
自らのチカラで内側から美をつくる、そしてお金もかけずに引き締まったフェイスラインを手に入れる方法・・・
それはズバリ、背中を鍛えることです。
えっ?なんで背中?と感じた方も多いと思いますが、「背中を鍛えるとフェイスラインのリフトアップにつながる」というのはちゃんと根拠があるのです。
背中の筋肉を鍛えて、背中の筋肉が使えるようになると、背中の筋肉に引っ張られて「ほほの位置」が変わります。
エステでリフトアップしなくても、自力で、自分の筋肉でリフトアップできるのです。
さらに、呼吸で酸素を取り込みやすくなり、顔の血色がよくなります。
背中を鍛えると、「リフトアップ+顔の血色がよくなる」という一石二鳥の効果を得ることができます。
もう一つ付け加えると、猫背解消効果もあるので、カラダ全体のシルエットとしても美しく見せることができます。
簡単に背中を鍛える方法
鍛える!というと、運動や筋トレが苦手な女性は、
「上の画像のような筋トレをしないといけないのかな?」
「ジムに通うのはハードルが高い・時間がない」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、心配ありません。
タオル、もしくはゴムチューブがあれば、自宅やオフィスで背中を引き締めることが出来ます。
↓動画を用意しました↓ ※動画下に解説も記載しています
タオルで出来る肩こり解消&美背中ストレッチ
【効果】
■肩が回せる範囲が大きくなる、肩の動きがスムーズになる
■肩こり・背中の張り、コリの解消
■運動で肩を大きく動かせるため、胸や肩の筋トレが効果的になる
■姿勢がよくなる
■胸の筋肉が伸び、デコルテがキレイになる
■フェイスラインの引き締め、リフトアップ
やり方
①肩幅の長さで下から(手のひらを上に向けて)タオルを持ち、内から外へタオルを返す
②手のひらが外を向いた状態でバンザイの姿勢をとる
③肩甲骨の動きを意識して、上下にタオルを動かす
【注意点】
■バンザイした時、腕が明らかに後ろへいかない方、肩に強い痛みを感じる方は肩の柔軟性などがこの種目を行うレベルに達していないため、行わないでください。
■腰を反らないでお腹に圧を入れておこなう(腰痛予防のため)
■骨盤を立てて行う(座位でも立位でもOK)
■首をすくめたり、首に力が入らないようにする
■腕ではなく、肩甲骨の動きを意識する
【おススメの実施タイミング】
■入浴後・就寝前
■運動前後
■お仕事・運転などの合間に
まとめ
■皮膚のたるみは顔への影響も大きく、多くの女性が顔の美容面で不安を抱えている
■一般的に、美顔対策としては受け身のもの(化粧品や美容機器、マッサージや治療など)が多く、根本解決にならないことが多い
■自らのチカラを引き出して、フェイスラインを引き締め、顔の血色をよくして、さらにカラダ全体の印象も若々しく見える方法として、背中を鍛える、という方法がある
■背中を引き締める第一歩として、無理にジムにいってハードな筋トレをする必要はない。タオル一つで手軽に行う方法がある。