筋トレでウエストのくびれの左右差が解消しない理由と解決方法
左右ゆがみ姿勢の女性が美容面で抱えている悩みの一つ、「ウエストのくびれの左右差」
「鏡で見ると、右のくびれはあるんだけど、左のくびれがない。なんで?」という方が多くいらっしゃいます。
上の画像のような状態ですね。
そしてその女性が考えた末どうしたのか、ということを聞いてみると、「くびれのない左側が問題あり!そっちを鍛えよう!」という結論にいたる方が多いです。
具体的には
〇スポーツクラブなどでウエストの筋トレマシンをせっせと頑張る
〇自宅でウエストをひねるタイプの腹筋運動を片側の回数を多くして頑張る
というような方法です。
残念ながら、これは間違ったアプローチになっています。
「えっ!!必死に片側のウエストを鍛えてるんだけど!!(涙)」
という女性のあなたに、解決策を含めて解説させていただきます。
目次
問題があるのは、くびれのある右側のウエスト
実はこの場合に問題があるのは、右側のウエストなのです。
右ウエストの外腹斜筋(がいふくしゃきん)という筋肉が縮んでしまったために、右のくびれが目立ってきただけなのです。
〇右ウエストの筋肉は縮んで短くなっている
〇左ウエストの筋肉は伸びて長くなってしまっている
ということになります。
左側のウエストに内臓が押し出されている
左側のウエストのくびれがなくなっているのは、筋肉が少ないからでも体脂肪が多いからでもありません。
右側の筋肉の縮みによって、内臓が左方向へ押し出されているからなんです。
最初に行うべきは、「縮んでいる右ウエストを緩めること」
ウエストのくびれの左右差をなくしたい、という場合に最初に行うべきは、「筋トレで鍛える」よりも「ストレッチでゆるめる」ということが必要になります。
ストレッチで縮んでいる筋肉を緩めましょう
鍛えること自体は間違っていないのですが、順番としては縮んでいる筋肉を緩めることが先決です。
筋肉の長さを整えて、ウエストを鍛える準備をしましょう。
自宅で1分もあればできるウエストのストレッチをご紹介します。ぜひトライしてみてください。
縮んでいるウエストを緩めるストレッチ2選
ウエストの筋肉=外腹斜筋を伸ばすストレッチを2つ、ご紹介します。
一見くびれている方=筋肉が縮んでいる側を重視して、20秒×3セットほど伸ばしてみましょう。
いかがでしたか?縮んでいる筋肉が伸びて、気持ちよくストレッチできたでしょうか?
中には、その場でくびれの左右差がなくなる効果が出る方もいらっしゃるので、ぜひ鏡で確認してみてください。
そして、左右のくびれを解消すると、わき腹太り解消の他にも嬉しい変化が期待できます。
くびれの左右差を解消すると期待できる効果とは
〇左右どちらかに片寄っていた重心バランスが正常になり、腰痛が改善する
〇肩の高さ、手の長さ、ひざの位置のズレが解消する
〇骨盤の幅が締まり、ヒップアップする
〇崩れていた片側の脚のラインが整い、美脚になる
〇顔のゆがみが解消する
上記のような不調・スタイルの改善が期待できます。
思っていたよりも多くの恩恵があると感じませんか?
くびれの左右差が出ている方は、それだけ健康面、美容面で複数のトラブルを抱えているということですね。
今までなかなか改善しなかった、という女性のあなたはこの機会に再チャレンジしてみることをおススメします。
まずは縮んでいる筋肉をストレッチです。
最後までご確認いただき、ありがとうございました。