スマホで姿勢が崩れるとダイエット成功と美しいボディラインが遠ざかる
日常生活で必ずといっていいほど、ほとんどの人が毎日操作するスマホ。この使い方の良し悪しでカラダに与える影響が変わってきます。
パーソナルトレーニングや加圧トレーニングなどのマンツーマン指導、整体・マッサージやエステなどの施術で手に入れた良い姿勢を日常生活で崩れないようにするために、スマホが与える影響についてお伝えしたいと思います。
姿勢が崩れる”ながらスマホ”の例
座りながらのスマホ
座りながらのスマホ操作は、
・背中が丸まって猫背になる
・頭が前に出る
・背中や首回りの筋肉に負担がかかり、
肩こり・首こり・頭痛の原因になる
・骨盤、股関節が歪み、お腹もたるみやすくなる
などが起こる原因になります。
歩きスマホ
歩きスマホは、太ももに負担がかかることがデメリットとして大きいです。
頭が出ていながら歩くことによって、骨盤・股関節の歪みが太ももにダイレクトに乗ってきます。
したがって、下半身やせや美脚にしたい場合にはあまり良くない状況になりますね。
寝ながらスマホ
これが最も姿勢が崩れる時間の一つであり、ダイエットの面でも良くありません。
寝る間際にベッドの中で見るスマホは睡眠の質を落としてしまいます。
液晶の光の刺激が交感神経を優位にし、スムーズな入眠や深い睡眠を妨げてしまうからです。
目も疲れるので、首や肩の凝りにもよくないですね。
就寝する1時間くらい前からスマホやPCなどの液晶は控えるのが理想ですが、なかなか難しいもの。
まずは、寝ながらの操作をやめてみる、メールやLINEのチェックくらいにして動画など刺激の強いものをみないようにする、などを意識してみると良いでしょう。
『体脂肪は寝ている時に燃焼する!』
と覚えておくと、気を付けようかな!と意識しやすいと思います。
ボディラインを崩さないためのスマホ利用法
スマホを正しい姿勢で使うには、上のように「目線の位置で画面を見る」ということになるのですが、実際、これはなかなか難しいですよね。
私(パーソナルトレーナー鈴木やつか)自身もスマホをみるときに上記の画像のような完璧な姿勢で使用していることは少ないです。
まずは、
・なんとなく見てしまうのをやめる
(必要な時以外みないようにする)
・使うときは姿勢を意識する
(カッコいい立ち振る舞いで使うようにする)
このあたりから変えてみると良いかと思います。
2つ目に挙げた「カッコいい立ち振る舞いを意識する」というのは意外と大事です。
言い方を変えると、セルフイメージ(自分自身に対する評価)を高く保つ、
ということになるのですが、
自分自身への評価が低いと周囲からどう見えるか、という意識が雑になり、
結果として所作が雑になる=姿勢が悪くなるということになります。
仮に現在のボディラインに自信がなくても、きびきびと姿勢よく立ち振る舞う自分をイメージすると自然と良い姿勢が身に付いてきます。
猫背が改善すると嬉しい7つのこと
ここで、スマホを使うときの姿勢に気を付けたり、ながらスマホをやめて姿勢が良くなったらこんないいことが起きる!と良いイメージを持つために、姿勢が良くなることのメリットをみてみましょう。
➀バストUPで胸元に自信が出る
ろっ骨の位置が整うと、バストがツンと上を向いて、アップする効果があります。
スマホを使うときの姿勢も、下を向いて使うよりも真っすぐの視線にスマホを置いて使うようにすると、バストは良い位置で収まりかっこよく見えます!
②内臓が正しい位置に戻り機能が正常に働く
姿勢が良くなると、内臓の位置が正しい位置に収まります。
内臓は正しい位置にあると機能が高まりますから、消化吸収がよくなって代謝が高まり、脂肪燃焼や便通の問題が解消されます。
③ウェストにくびれができる!
内臓が正しい位置に移動するだけで下腹はすっきりとくびれやすいカラダになります。
④背筋がピン!シルエットが綺麗な姿勢美人に!
背骨が伸び、肩甲骨が正しい位置で維持できるようになると、シルエットがキレイに見えます。
上半身が整うと、下半身が細くみえる下半身やせ効果も期待できます。
⑤腰痛や肩こりに悩まされない!
姿勢が整えば当然、コリや痛みの問題も解決に近づきます。
⑥腰回りの肉がすっきり解消!
骨盤・股関節・ろっ骨・内臓の位置・・・これらが整って正しい位置になることで、余計な部分・・特に腰回りに脂肪が付きにくくなるため、腰回りのお肉がスッキリ解消する効果が期待できます。
⑦ヒップが上向きに!太ももが締まってデニムが履きやすく!
歩いたり走ったりするときに、太ももでなく胸の上部や体幹で重心を支えることができるようになるため、下半身にかかる負担が減ります。
また、太ももでなくヒップを使って動くことが出来るようなるため、下半身やせ、ヒップアップが期待できます。
まとめ
■スマホは日常で使う時間が多く、且つ姿勢が悪くなってしまうため、ダイエット・ボディメイクにマイナスの作用をもたらす
■座りスマホ、歩きスマホ、寝ながらスマホなど様々な場面で姿勢が崩れやすい
■余計なスマホ操作の時間を減らすことがボディラインを崩さない秘訣の第一歩
■使うときは、目線の高さを今までより少し上に持っていき、見た目にカッコいい立ち振る舞いで使う
■スマホの使い方次第で、ダイエットやボディメイク、美姿勢などにおいて良いことがたくさんある、という意識を持つことも重要
以上、「スマホで姿勢が崩れるとダイエット成功と美しいボディラインが遠ざかる」というテーマで解説させていただきました。