加圧トレーニングで美姿勢になるために日常生活で改善すべきコトとは
加圧トレーニング・パーソナルトレーニングを正しい方法(圧力設定やフォームなど)で行えば、美しい姿勢を手に入れることが可能です。
ただし、マンツーマンで指導が受けられる時間よりも、日常生活の時間ははるかに多く存在します。
姿勢の意識、靴や寝具の選び方・・労力をかけずに少しの工夫で、トレーニングでの美姿勢効果を維持・向上するヒントをお伝えします。
姿勢が悪くなる7つの原因
まず姿勢が崩れてしまう7つの原因を把握しましょう。
これを知ることで、加圧トレーニング・パーソナルトレーニングで解決できること・日常生活で改善するべきことに分けることができます。
7つの原因
①筋肉の短縮、伸長の問題
➔骨盤の傾き、肩甲骨の位置、脊柱のゆがみなど
②スマホ・パソコンなどによる不良姿勢
→首が前に出るような姿勢になりその負荷が頭を支えている筋肉(僧帽筋)にかかってしまう
③お腹に力が入っていない
→お腹に力が入らないと肩と頭が前に出る。その状態だと背中が常に伸ばされてしまう
④靴(くつ)の問題
→ヒールや合わない靴、サンダルなどにより、足裏の重心バランスが崩れ、カラダ全体に様々な影響を与える
⑤アクセサリー・ネームプレートなど
→筋力の無い人には少しの負荷でも負担になる
⑥合わない下着
→縮んでいる筋肉がどんどん硬くなってしまう
⑦合わない寝具
→パジャマではないスウェット・首や体型に合わない枕・マットレスの硬さ
加圧トレーニング・・パーソナルトレーニングで解決できること
加圧トレーニング・パーソナルトレーニングで解決できる2つの問題
筋肉の短縮、伸長の問題
→筋肉が縮んで硬くなってしまっている所・伸びて緩んでしまっている所の差が出て、不良姿勢やコリを生み出している状態。
これは正しいフォームで筋トレをしたり、整体・ストレッチなどで骨格の歪みを整えることで解決することが出来ます。
特に加圧トレーニングは劇的な血行促進で筋肉を凝り固まった筋肉を緩めるアプローチが優れた点で、コリの解消に最適です。
お腹に力が入っていない
→お腹が緩んでいることで、骨格の歪みや不良姿勢が起こっている状態。これは筋トレ・呼吸の工夫などで解決することが出来ます。
特に現代人は正しく吸ってしっかり吐く・・呼吸がうまくできていない人が多くいらっしゃいます。呼吸は正しい姿勢はもちろん筋力を維持向上することにも非常に大事なポイント。
良い姿勢をとろうと形だけ背筋を伸ばしても、呼吸が正しく出来ていなければ、姿勢改善は望めません。
呼吸を正しく行うようにするには訓練が必要です。パーソナルトレーニングなどで指導を受けることが必要です。
日常生活で改善すべきこと
日常生活で改善するべきこと
加圧トレーニング・パーソナルトレーニングで獲得できた良い姿勢・美しい姿勢を一時的に手に入れるのではなく、「維持すること」が大変重要です。
10年以上、パーソナルトレーナー/加圧インストラクターを続けている筆者が実際にお客様へお伝えしている内容をご紹介します。
スマホ・パソコンなどによる不良姿勢
→スマホ・パソコンなどで長時間同じ姿勢をとると、カラダは歪みます。特に細かい動きを行なう筋肉は疲労しやすいといわれています。
スマホはどうしても日に何度も操作するもの。使用を制限することは難しいため、姿勢に気を付けることが必要です。
寝転がって見る・ベッドの中で寝しなに見る・動画を長時間見るなどは特に控えると良いでしょう。
パソコンでキーボードを使う入力作業は、大きな力を必要としませんが細かくてすばやい動きが続きます。
また、肘から先に集中した動きが多く、他の部分の運動を伴わないので、長時間同じ姿勢でいることになります。その結果、部分的に血行が悪くなり、首、肩、腰などに疲労や痛みを感じることがあります。
デスクやパソコンの位置の調整、そして姿勢に気を付ける必要があります。
位置調整については調べるとたくさんの情報が出てくると思いますが、
■ディスプレイまで40センチ以上空ける
■画面は水平視線より少し下にする
■腕はデスクか椅子の肘で必ず支える
■足裏全体が床に接している(つかなければ足台を用意する)
の3点を改善することをチェック・改善することをお勧めしています。
靴(くつ)の問題
ヒールや踵(かかと)が自由に動いてしまうサンダルなどは姿勢が崩れる原因の一つです。
お仕事上、どうしても踵が高くなっている靴を履かなければならない方は多いでしょう。そこを変えるのは難しいので、チェックすべきは正しいサイズで足の変形を防ぐことです。
日本では、欧米に比べて「ゆったりめ」にサイズを選ぶことが多いそうです。すると、踵の骨である踵骨(しょうこつ)の位置が崩れて、足のアーチがなくなったり、過剰に高くなったりして、全身の痛み・コリに繋がることがあります。
ピッタリ目のサイズ・踵・足の甲をしっかりガードできるタイプの靴を選ぶことをお勧めします。
唯一地面に付く場所である靴・足裏に気を配ることは非常に重要です。
アクセサリー・ネームプレートなど
筋力の少ない女性に意外と負担となってしまうのが、アクセサリーやネームプレートです。
社員証などで使われるネームプレートを付けたままパソコン作業を長時間行えば、二重の負担がかかりますね。
極力、可能な時間ははずしておくことが出来ればはずしていただいてます。
加圧トレーニングなどの筋トレで背中やお腹の筋力が付いてくれば、負担は徐々に軽減していきます。
合わない下着
猫背に合わない下着がプラスされると、これもまた不良姿勢やコリを促進させます。
加圧トレーニングなどの筋トレでせっかく良い姿勢が取れるようになっても、下着が合わなければたちまち元に戻ってしまいます。
可能な限り、現在の体型に合わせた下着選びを意識することも重要です。見えない部分に質を求めると結果も変わってきます。
合わない寝具
パジャマ・枕・マットレス・・・これらと接する時間は一日の中でも割合としては多くも時間を占めます。
寝ている間の体温調節・スムーズに寝返りが打てる環境などは非常に大切なポイントです。
パジャマではなくTシャツやジャージ・ついついリビングのソファでうたた寝をしてしまう・枕が合わない気がしているけど長期間そのまま・・そんな方は意外と多いです。
寝具・寝る環境を見直して姿勢やコリが改善したり、寝ている間の体重減が大幅に向上したりすることはよくあります。
もしあまり気を配っていない、という実感があるならば、ぜひ見直してみてください。
まとめ
■美姿勢・良い姿勢を手に入れて維持するには、加圧トレーニングやパーソナルトレーニングを受けるだけでなく、日常生活の習慣にも目を向ける必要がある
■見直しが必要な点は、スマホ・パソコン・靴・下着・寝具などが挙げられる
まずは、上記の点についての現状がどうか、確認して見直せる部分があれば、ぜひトライしてみてください。
今回の記事では、加圧トレーニング・パーソナルトレーニングで美姿勢を手に入れ、維持するための日常生活の工夫についてお伝えさせていただきました。
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加圧トレーニングで肩こり解消するには腕がどこから付いているかを知る
加圧トレーニングで美姿勢になるために日常生活で改善すべきコトとは
加圧パーソナルトレーニングの姿勢改善で女性の身長が伸びる
去年から今年にかけて少なくとも3名のお客様からこのようなご報告を受けました。1年前の健診の時から1センチ以上身長が伸びたと。
上記3名以外にも、
■(測ってないけど)目線が高くなったから身長が高くなった気がする
■姿勢が良くなったら低身長が気にならなくなってヒールを履く機会がグンと減った
などの声を頂いています。
骨の矯正で一時的に背筋が伸びて身長が数ミリ伸びるということはよくあるかも知れませんが、日常生活を送っていても良い姿勢、伸びた身長が定着しているのは嬉しいですね。
このような効果が持続的に実感できるのは、「緩める→鍛える→整える」という3ステップでカラダを変えるからです。
横浜二俣川で行っている身長が伸びる効果も期待できる、姿勢改善メニューの流れについて説明します。
固まっている骨盤と股関節を緩める
骨盤と股関節周りが固まったいらっしゃる女性が非常に多いです。
正確には、骨盤と股関節の周りにある筋肉が凝り固まって、骨盤の位置が正しい位置からズレて固まっています。これらを手技の整体やストレッチでほぐしていきます。
骨盤が前傾している姿勢を保てると、背筋が伸び、つぶされていた内臓が元の位置に戻り、さらに猫背が解消します。
その結果、実際に計測すると身長も伸びているんですね。猫背が進んでいる人は、肩周りの関節も同時に緩めていきます。デコルテが開いて、見た目には実際伸びている分よりも高く、身長が伸びたように見えます。
加圧トレーニングで弱っている筋肉を鍛える
固まった骨盤と股関節、人によっては肩回りの筋肉を緩めて良い姿勢を作った後、良い姿勢をキープするために筋肉を鍛えていくことが必要です。
劇的な血行促進と成長ホルモンで、短時間・短期間で効果が期待できる加圧トレーニングを採用しています。
鍛える部分でほとんどの方が共通しているのは、背中、もも裏、お尻などカラダの後ろ側の筋肉です。ラットプルダウン(背中の筋トレマシン)やシーテッドレッグカール(もも裏の筋トレマシン)などでカラダの後ろ側の筋肉を鍛えていきます。
整体ストレッチ・簡単自宅エクササイズで骨と筋肉を整える
仕上げに手技やストレッチを駆使して、すでに緩んだ筋肉を伸ばしていき、骨と筋肉を正常に保つ内容を行います。パーソナルトレーニングをしない日には、自宅エクササイズで骨盤・股関節周りの筋肉を良い状態にしていただいています。かかる時間は2分程度です。よくお伝えしているストレッチはこちら↓
「骨盤がバシッと立つようになる股関節ストレッチ」というタイトルになっていますがまさにその通りで、行っていただくとストレッチ後に腰が今までより立つ感じ、脚が上げやすくなる(股関節周りが柔らかくなっている)ことが実感できるのでこれだけでも試してみてください。
姿勢が改善し筋力でキープできるようになると、自信が持てるようになる
姿勢・スタイルが改善し見た目が変わってくると、小柄で身長を気にしていた方も自信が持てて、ヒールを履く機会が少なくなるそうです。
「以前はどんな時でもいかに高い靴、サンダルを履くか考えていたけど、フォーマルな場以外では履く事がなくなった」「いかに楽に美しく立てるかを考えて靴を選ぶようになった」などの感想をいただいています。
そのように習慣が変わると、当然むくみも解消してくるので、足首・膝周りがすっきりして、スラッとした脚の印象にも変わってきます。それも、実際伸びた分より身長が高く見える理由の一つかもしれませんね。
何件か同じような報告をいただいて、女性でも「身長が低い」ということを実は気にしている方が意外と多いと知りました。身長が気になってなかなかペタンコ靴やスニーカーが履けない・・という方は、運動による姿勢改善・筋力アップで見た目を改善する方法、おススメですよ^^
猫背の方は実際に計測値で1cmほど身長が伸びていますが、良い姿勢をキープし所作も美しく意識すると、人からは2~3cm伸びたように見えます^^
美姿勢と身長アップに効果的な姿勢のとり方
パーソナル&加圧トレーニングで獲得した美姿勢を日常生活でもキープする方法は簡単です。
「背筋を伸ばしてアゴを引く」これだけです。
背筋を伸ばしてアゴを引くだけで、骨盤が立ち、胸が張れるようになり、さらにはお腹のインナーマッスルの働きもアップします。骨盤と頭の位置が整うと、下腹部のスイッチがオンになるからです。
お腹痩せ効果も得られます。
美姿勢と身長アップが期待できる方法のまとめ
■骨盤と股関節周りの筋肉を緩め、骨盤を立ちやすくする
↓
■弱く緩んでいる筋肉を鍛える(背中・もも裏など)
↓
■ストレッチで整える
日常生活では、背筋を伸ばしてアゴを引く。
下腹部に軽く力が入る感覚をつかめれば、お腹痩せも同時に獲得できます。ぜひお試しください。
【動画】”美しい姿勢・所作が身に付く”ろっ骨&股関節ストレッチ
お客様にお伝えしている自宅用エクササイズを動画にしています。
お客様は復習用に。初めてご覧になった方はカラダが快適になるストレッチをぜひお試しください^^
※動画の下に解説あり
【効果】
■カラダをひねる動作、股関節から腰を下ろす動作、階段を昇るときなど脚を上げる動作が楽になる
■姿勢がよくなる
■疲れにくくなる
■運動の効率が高まる
■くびれが作りやすくなる
■呼吸が深くなる
やり方
①うつ伏せになり左右の肘を胸の真下で合わせる
②片脚を90度、カエルの脚のように横に開く
③頭と肩の位置を高く保ったまま、脚を出した方の床へ肩を近付ける
※片側5回~10回を交互に2セットくらいが目安となります
【注意点】
■頭から地面に近づけない。頭は真っすぐに保っておき、肩から動くようにする
■つま先を上げる
■股関節と膝の角度は90度を目安にする
■肩を床につけようと頑張り過ぎない。自然とカラダが止まる位置でストップする
※徐々に動ける幅を広げていければOK
■腰痛のある方は痛みが出るようであれば中止してください。また、腰を反って行わないようにしてください
【おススメの実施タイミング】
■入浴後・就寝前
■運動前後
※基本的にはいつでもOK
【くびれボディトレーナーやつかより】
ろっ骨が本来の動きをすることは美しいボディラインを作る上で非常に大切になってきます。
しかし、首や肩のコリ、呼吸の浅さなどからろっ骨がうまく動かせない方が多いのが現状です。
動きが悪く呼吸が浅いと、ろっ骨の下部が開き、例え痩せてもくびれが出来ないという状況になってしまいます。
このエクササイズでは、ろっ骨の動きと同時にろっ骨と関係性の高い股関節も柔軟性を引き出すことができます。
上半身がスッと上に伸びたような、脚がスムーズに前に出やすい、などの実感が得られてくると思います。
トレーニング前に行うと、呼吸面・動作面で質が高まります。
最初はスタートポジションをとるだけでキツイ、という人も多いストレッチです。
肩が床につくという気配が全くない!と思ってもめげずに、少しづつ動ける範囲を広げていってください。
一度にたくさんよりも、毎日コツコツ続ける事が効果を引き出す秘訣です。
前回より1センチ床に近づいた!という進歩を楽しんですすめていってください。
【動画】骨盤がバシッと立つ股関節ストレッチ
お客様にお伝えしている自宅用エクササイズを動画にしています。
お客様は復習用に。初めてご覧になった方もぜひお試しください^^
※動画の下に解説あり
【効果】
■骨盤の位置が正しくなる
■腰痛・肩こりなどの不調改善
■疲れにくくなる
■姿勢がよくなる
■お尻の筋肉が使えるようになり、太ももが締まる(美脚効果)
■O脚・X脚・XO脚の改善
■下腹部の引き締め
やり方
①肘と膝を床につける。膝と膝の間隔は広めにとり、つま先は外側へ向ける
②骨盤を前傾にし(反る状態)、骨盤前傾が保てるギリギリの所まで腰を引く
③10回を2セットほど繰り返す
※回数やセット数は自由
【注意点】
■腰が丸まってしまうと逆効果になります。腰を前傾(反る状態)にして行いましょう
■膝と膝の間隔は広め、つま先は外側へ向け、足首は上げておきましょう(足首を伸ばさない)
■腰を引きすぎると、腰が丸まりやすくなります。骨盤が後傾の方、股関節が硬い方はほんの数センチしか動かなかったり、スタートのポジションですでに股関節がキツイと感じる方もいらっしゃいます。一生懸命後ろへ腰を引こうと思わず、無理なく行いましょう。
【おススメの実施タイミング】
■入浴後・就寝前
■運動前後
※基本的にはいつでもOK
【パーソナルトレーナー鈴木やつかより】
歩いたり、走ったり、階段を昇ったり、人間の動作の土台となるのが骨盤・股関節です。
ところが骨盤・股関節の働きが低下している人が非常に多くなっています。
うまく働いていないと、土台のクッションが悪くなり、本来負担がかからないはずの腿や膝に力が加わってしまいます。すると、スタイルの面では太ももが太くなったり、お尻の筋肉が使えないため薄くのっぺりとしたお尻が形成されてしまいます。
カラダに与える影響としては、腰痛・肩こり・疲れなどに繋がります。
このストレッチは、骨盤と股関節の位置を正しい位置に調整し、周辺の筋肉を同時にストレッチすることができます。実施前と後で、しゃがみやすくなったり、股割りの動作がスムーズになることが実感できるでしょう。また、股関節が正しく使えるようになると、日常生活でも歩きやすい、疲れにくい、太ももではなくお尻が使える、などの実感を得る事ができます。
カラダを変える場合には、トレーニングしているその時だけでなく、日常での変化を実感しているかしていないかが重要です。
効果実感が得やすいストレッチなので、是非トライしてみてください。
【動画】タオルで出来る肩こり解消&美背中ストレッチ
お客様にお伝えしている自宅用エクササイズを動画にしています。
お客様は復習用に。初めてご覧になった方もぜひお試しください^^
※動画の下に解説あり
【効果】
■肩が回せる範囲が大きくなる、肩の動きがスムーズになる
■肩こり・背中の張り、コリの解消
■運動で肩を大きく動かせるため、胸や肩の筋トレが効果的になる
■姿勢がよくなる
■胸の筋肉が伸び、デコルテがキレイになる
やり方
①肩幅の長さで下から(手のひらを上に向けて)タオルを持ち、内から外へタオルを返す
②手のひらが外を向いた状態でバンザイの姿勢をとる
③肩甲骨の動きを意識して、上下にタオルを動かす
【注意点】
■バンザイした時、腕が明らかに後ろへいかない方、肩に強い痛みを感じる方は肩の柔軟性などがこの種目を行うレベルに達していないため、行わないでください。
■腰を反らないでお腹に圧を入れておこなう(腰痛予防のため)
■骨盤を立てて行う(座位でも立位でもOK)
■首をすくめたり、首に力が入らないようにする
■腕ではなく、肩甲骨の動きを意識する
【おススメの実施タイミング】
■入浴後・就寝前
■運動前後
■お仕事・運転などの合間に
【パーソナルトレーナー鈴木やつかより】
お客様から「家や職場でやってます」と高頻度で仰っていただけるエクササイズです。
肩甲骨の動きを感じない方、天使の羽が埋もれてしまっている方などは、感覚を取り戻すのに適していると言えるでしょう。
実は肩甲骨だけの効果ではなく、タオルを下ろしたときに胸の筋肉も伸びる特徴があります。
縮んでいる胸側を伸ばし、緩んでいる背中を引き締める・・つまり一石二鳥の効果があるエクササイズなのです。
行った後は、肩甲骨が動くようになっているかの確認はもちろん、胸が開きやすくなっているかもチェックしてみるとよいかと思います。
注意事項でも記しましたが、腰を反って行ってしまうと腰痛の危険がございますので、動作中はお腹に圧を入れ、腰を反らないようにご注意ください。バンザイの体勢で肩に痛みが出る方は、行わないようお願いいたします。
※タオルで十分効果が出ますが、動画ではより可動域が広くなるゴムバンドを使用しています。ゴムバンド、ゴムチューブをお持ちの方はそちらを使用しても良いかと思います。
【動画】肩がぐるぐる回るようになるタオル肩回し
お客様にお伝えしている自宅用エクササイズを動画にしています。
お客様は復習用に。初めてご覧になった方もぜひお試しください^^
※動画の下に解説あり
【効果】
■肩が回せる範囲が大きくなる、肩の動きがスムーズになる
■振り向く動作が楽になる
■肩こり・腰痛の解消
■運動で肩を大きく動かせるため、胸や肩の筋トレが効果的になる
■姿勢がよくなる
【やり方】
①肘の上にタオルをかける
②反対側の手で上からタオルをつかみ、しっかりと張力を出した状態で持つ
③肘をなるべく大きい範囲で回していく 10回程度
④2周目は、胸のあたりからの回旋を意識して、上半身全体で回すようにする
【注意点】
■骨盤を立てて行う(座位でも立位でもOK)
■なるべく大きい円を描くように肘を回す
■2周目は、目線も大きく後方をみるようにする
【おススメの実施タイミング】
■入浴後・就寝前
■運動前後
■お仕事・運転などの合間に
【パーソナルトレーナー鈴木やつかより】
タオル一つあれば、どこでも行えるのが魅力的なエクササイズです。例えば、運動前後はもちろん、デスクワークの合間のオフィス、運転途中のブレイクなどでも行う事が出来ます。タオルを引っ掛けることによって、より筋肉にストレッチをかけることができます。肩甲骨と筋肉は本来分かれているもので、動きもスムーズです。
このエクササイズを行った時に、ゴリゴリと動きが硬い場合は、肩甲骨と周辺の筋肉の癒着が進んでいる可能性が高くなっています。癒着を少しづつ剥がすようなイメージで、大きく肘を回していきましょう。動きが悪くなっている部分に、血液がどんどん流れていくような感覚をつかんでいくと、効果が実感しやすくなります。
終わった後に肩・腕をまわした時、ゴリゴリ感や引っ掛かりの感覚が軽減していれば、効果ありです。肩甲骨を回して動きのスムーズさを確認する癖をつけましょう^^
※タオルで十分効果が出ますが、動画ではより可動域が広くなるゴムバンドを使用しています。
ゴムバンド、ゴムチューブをお持ちの方はそちらを使用しても良いかと思います。
【動画】ストレッチポールで肩こり解消ストレッチ
【動画】ストレッチポールを用いた肩周りのリリースを動画で撮影しました。
【効果】
肩こり・首こり・猫背などの姿勢改善
【方法】
①わきの下にポールを当てる
②カラダを前後に動かし、コリや痛みのポイントを把握する
③コリを感じるポイントでカラダを上下に動かし、凝り固まった筋肉内の血行促進を促す
④少しづつ位置を変え、肩の後ろから胸の付け根、背中の筋肉をほぐしていく
⑤筋肉の緩みを感じたら、正座かあぐらの座位の姿勢をとり、両肩を回して効果を確認する
⑥逆側も行う
【注意点】
■適度に体重をかけ圧迫しすぎない
■首が痛くならないように首の位置やリリースする時間の調整を行う
(首コリ強い方は長時間行うと首の疲労を感じる事がある)
【実施タイミング】
いつ行っても良いがタイミングによって実感できる効果が変わってくる。
■運動前に行うと動きがよくなる、より広範囲の筋肉が使えるようになり運動が効果的になる
■睡眠前に行うと姿勢改善と血行促進により睡眠の質が高まる。肩の位置が自然な位置に落ちる為、寝た時の接地感覚が快適になる
【パーソナルトレーナー鈴木やつかより】
腕が内巻きに入り込んでいる場合、肩の後ろや胸の付け根など、肩周辺に筋肉が必要以上に使われてしまっています。腕の重さは女性でも3kgほど。適切な位置にあればその3kgは負担になりませんが、腕の位置がズレていると腕の重さを局所的にずっと支えている部分が出てきてしまうのです。
ストレッチポールに体重を乗せ、凝り固まった筋肉をほぐすこのエクササイズは、安全かつ短時間に、そして自分自身が気持ちよさのさじ加減を調整しながらできる有効なエクササイズです。私のお客様はほぼトレーニング前の他に自宅でも行っていただいております。
加圧トレーニングでくびれを作ると猫背解消とリフトアップもできる
横浜二俣川の加圧&パーソナルトレーニングを指導している鈴木やつかです。
横浜二俣川の加圧&パーソナルトレーニングでは、くびれを作ることにもフォーカスしています。
くびれを作ると、猫背解消・美脚・美尻・・あなたが気になっている全てが手に入るからです。
くびれを作ることに必須である骨盤と股関節を整えるストレッチの結果、カラダの要である骨盤と股関節がビシっと正しい位置に収まると・・
必然的に背骨やろっ骨、脚の骨も整い、筋肉の付き方、見え方も変わってきます。
猫背も改善します。
猫背が改善すると、背中の筋肉が使えるようになり、背中の筋肉に引っ張られて「ほほの位置」が変わります。
エステでリフトアップしなくても、自力で、自分の筋肉でリフトアップです。
呼吸で酸素を取り込みやすくなり、顔の血色がよくなります。
血色って若く見えるかどうか、においてすごく重要だと思いませんか?
1回のパーソナルトレーニングでも顔の血色って変わるんですよ。
フェイシャルマッサージも美顔ローラーも顔に刺す美容目的のハリ治療も
全て外部からの刺激で血行をよくするものですよね。
外部からの刺激による血行促進は非常に「一時的」です。
受け身の刺激は元に戻るのが早いです。
トレーニングをすると、血液を送るポンプを鍛えられるので、元に戻りにくくなります。
あなたの今までの美容対策は受け身ではありませんでしたか?
そして、今の生活も受け身中心ではないでしょうか?
■鉄筋コンクリートの建物で
■化学薬品をたくさん使ったクロスの貼られた壁に囲まれて
■新鮮とはいえないエアコンの風を浴びながら
■電磁波が発生するパソコンを何時間も使っている
大自然の中で生活していた人類の大部分の歴史とは違い、「不自然」の中で生きているのです。
不自然な生活環境が何年も続き、プラスもしくはプラスマイナスゼロの体がマイナスになってしまったことに気付いたあなた。
でも遅くはありません。
マイナスの状態からあなたが本来持っているパワーを取り戻し、プラスマイナスゼロにして、さらにプラスに持っていく。
それには受け身でなく、自ら動く正しい運動が必須です。
正しいエクササイズを行うことで十分可能なのです。
「関節・筋肉が本来の力を発揮できる姿勢作り」
「栄養や熱を運ぶ血液循環を促進する加圧トレーニング」
これで調子が良かった20代の頃の自分を超えて、「新しい自分」に出会う事が出来ます。
くびれを作るのはトレーニングと食事、リフトアップするのはエステやマッサージ・・と別に考えていませんでしたか?
ボディメイクと美容は同時にできるんです。むしろ同時に実現していくのが本来の、自然な方法だと思います。
本日も最後までお読み頂き、有難うございました。
バランスが悪いとスタイルが良くならない。「前後左右のバランス」を日常動作で評価してみましょう
横浜二俣川のスタイルup加圧トレーニングを指導している鈴木やつかです。
カラダの前後左右のバランスが対称であることは、
キレイにダイエットすることにとって大事なポイントです。
人間の動きは筋肉が収縮して骨を動かすことによって作り出せます。
そのとき、カラダが前後左右対称であった方がスムーズにカラダが動きます。
バランスが悪いと、部分的に筋肉がついてしまったり、脂肪が残ってしまったりするのです。
例えば、
テーブルの上のカップを取る際に、カラダのバランスがとれている人であれば、利き腕をすっと伸ばせば取れますが、
そうでない人は肩を前に出して、腰からお辞儀をするように腕を伸ばさないと取れなかったりします。
ほかに、靴下を立ってふらふらせずに履けるかどうか
バッグや荷物をどちらかの肩でなければ持てない、どちらかでないと気持ち悪い
⇒このような場合は、いつも片側の肩甲骨が上がった状態で固定されてしまうので、筋肉が硬くなってしまいます。
鏡で見て明らかに肩が上がってしまっている人は要注意です。
バスや電車で以前よりふら付いてしまう・・などなど
片方の肩が上がっている
首が前に出ている
片足にばかり体重がかかっている
などのバランスの崩れを見逃していると、これらが色々な不具合(O脚、下半身太り、頭痛や腰痛など)に繋がります。
左右の傾き、前後の倒れ具合、ねじれ・・これらの解消には、
コリ固まった筋肉をほぐし、骨の位置を整えた後、筋トレによって良い状態をキープしていくことが重要です。
第一歩はまず、自分のカラダがどうなっているのか知ることです。
一度、目を向けてみましょう!
本日も最後までお読みいただき、有難うございました。