美脚になるために注意したい足裏足指の状態と靴の選び方
仕事ではパンプスかもしくはヒールの靴。家ではスリッパ。ちょっとした買い物やワンちゃんの散歩はサンダル。そんな女性が非常に多いです。
今回の記事では、女性の靴と美脚の関係を解説します。
足のアーチが崩れると・・
パンプスやヒール、スリッパやサンダル・・それらの履き物に共通しているのは、足指・足裏が正しく使えず、足のアーチが崩れやすいこと。踵や足の甲が正しく固定されないことが多いため、靴の中で足の骨が遊び過ぎて、崩れやすいのです。
足のアーチが崩れて偏平足や甲高足になると、本来足の裏でまかなえる衝撃をふくらはぎや脛(すね)、太ももの外などで受け止めてしまうため、美脚から遠ざかってしまいます。
つま先から着地してしまうので、かかとから着地し、重心がつま先に抜けていく足裏全体を使う本来の歩き方が出来なくなるからです。
足裏を使えていないと、ふくらはぎの伸び縮みがされにくくなり、ふくらはぎの筋肉が下がって太く見える可能性が高くなります。
足指・足裏を使えるようになり、歩き方までを整えることが、ふくらはぎの美を作るカギになります。
足のアーチを取り戻すには
足のアーチを取り戻し、過剰に使われている筋肉を緩めて美脚を獲得するには、前述のように足指・足裏を正しく使うことが重要です。
甲高の人は土踏まずのラインがビーンと張りすぎて筋肉が縮んでしまっている可能性があります。ゴルフボールなどで足裏をマッサージして筋肉を緩め、指を動かしやすくしたうえで、足指足裏の体操・歩き方の修正・股関節周囲の筋トレ(スクワットなど)を行っていく必要があります。
偏平足の人は足裏の筋肉が緩んでしまっていることが多いので、土踏まずを使うための足指足裏の筋トレで筋肉を活性化させることが大事です。
家でスリッパはNG
靴の話にまた戻りますが、普段履きの靴を見直すことと同時に、家でも素足の方が良いです。家で素足なんて、夏でも足が冷たくてムリ!と思ったあなた!それもまた要注意ですよ。足指・足裏が使えていない証拠です。その足でスリッパを履いているとふくらはぎはもちろん美脚からは遠ざかっていきます。
スリッパの何がいけないかというと、脱げないようにするために無意識に足指を上げてしまうからなんです。足指を上げてしまう=浮き指の状態では、足指で地面を捉えることが出来ず、足裏の筋肉が全く使えません。
と同時に、前脛骨筋=脛(すね)の筋肉を過剰に使ってしまうため、これもまた美脚から遠ざかってしまいます。
横浜二俣川のパーソナル&加圧トレーニングでは、家では素足で過ごすか、”ビルケンシュトックのギゼ”というサンダルをお勧めしています。
※画像は公式サイトよりお借り
このサンダルは正しい足裏のアーチが履くだけで整っていくこと。鼻緒タイプで足指をしっかり使えるところなどが良いところで、私も使用しています。お客様からも美脚効果の他疲れにくさや腰痛の予防改善などで良い反応を受けています。
美脚を手に入れるまでは足裏・足指を使える靴を履く
くるぶしから下の足の骨が崩れないように、ぴったりとしたサイズで且つ紐で縛れる靴を履くことが重要です。
足のサイズを専門店で計測し、足の甲の部分をしっかり締められる靴紐のついた靴を普段履きにすることがおススメです。
足のアーチがトレーニングや自分にあった紐靴での歩行などで形成されてくれば、高いヒールを履いたとしても美脚が維持できるようになります。
それまでは、極力自分に合った、足に良い靴を選びましょう。足に良い靴というのは緩くて楽な靴ではありません。足の甲を正しい高さで紐で固定できる、サイズもぴったりとした靴を選ぶ必要があります。
私や私のお客様の実感としておススメなのは、ニューバランスです。ご自身の足がどのような状態か確認し、さらに靴の見直しをして美脚を手に入れましょう。